うさぎは寂しいと死んじゃいます





「えっと……好きな人は1つ上の神山透(かみやまとおる)先輩なんだけど……」


緊張しながら言った
どんな反応するだろう
恐る恐る目をあけると…



嬉しそうな顔した2人がいた



「良かったじゃん。まさか美咲が好きになるとはな…」



「そうなんだ!あの先輩かっこいいもんね」




「うん!」




応援してるって2人から言われちゃった!



言ったからには絶対に告白してみせる!



そう思ったその時


ふと美央の顔をみると、悲しそうで寂しそうな顔をしてた




「美央?」





「ん?ど、どうしたの?なんかあった??」



そう言ってはにかむ美央。



無理に笑顔作ってるってすぐ分かった



さすがの香里も心配そうな顔してたから



「美央?無理しなくてもいいよ。どうしたの?」




そう言ったら美央は抑えてた涙を流した…




私には違う学校の1つ上の彼氏がいた。



名前は大神陸(おおかみりく)くん。



最初の頃はデートもしてくれて、すごく楽しかった



遠距離だったけど、必ず1日1回は電話をしてた。



会えなくてもたったそれだけのことが幸せで、嬉しかった






でもある日…



陸君から連絡があって、「忙しくなるからあまり電話はできない」って言われた



寂しかったけどしょうがないって思った。だから



「分かった。でも、できるだけ電話しようね!」




って言った。
でも返事が返ってくることはなかった。




今思ったらその時からもう、終わってたのかな……




でも、その時の私は考えられなくて、必死で、まだ愛してくれてるって思ってた














でも、違うかった。
愛されてなんてなかった。
それに気付いたのはあの日。









私は陸君の誕生日プレゼントを買いに行ってた



陸君の誕生日は明後日。



どんな顔するかなーとか



喜んでくれるかなーとか



幸せいっぱいの妄想をしてた。









私は陸君の誕生日プレゼントを買いに行ってた



陸君の誕生日は明後日。



どんな顔するかなーとか



喜んでくれるかなーとか



幸せいっぱいの妄想をしてた。



陸君の好きなケーキを買って



陸君の好きなバンドのCDを買って



リボンと箱と袋を買って



準備は完璧。



明後日が愛おしく



信じられないほど楽しみになった