とは言っても手首を切って死ねないとわかった以上無駄なこともしたくない



人が死ぬってのはかなりの勇気と覚悟がいるらしい


もう一度やろうって気にはならなかった。


だがしかし、こうなってはまた同じ日常の繰り返しだ


さあ、どうしようか。


そんなことを考えながら病院から家までの帰路の間ずっと考えていた


そしてその日は、ただ家に帰り、ただ風呂に入り、ただご飯を食べ眠った