わけわからねー。
もう起きているから、、、
お願いだからそんな声で呼ぶなよ、、、



うっすらぼやける母親の顔を見ながらそのまま意識を徐々に戻していく

あれ?そういえばここは俺の部屋じゃない。
どこだ?ここは?

周りを見渡すと点滴に繋がれている右手
ピッ、、ピッ、、と音を立てる心音機
そしてぐるぐるに巻かれた左手



あ、そっか思い出した。


俺、’’自殺しようとして左手を切ったんだ’’