♥♥♥

「彪斗」


彪斗の寝室で二人きり。


心臓が張り裂けそうなくらい緊張している。


「何?」


彪斗は私から離れた場所に座ってる。


それがさみしい。


「こっち来て?」


ベッドに座って彪斗を呼ぶ。


もう外はすっかり暗い。


「心友の手料理美味しかった」


夜ごはんは、彪斗の家で手料理を振る舞った。


頑張って練習したハンバーグ。


ベタなメニューだけど、喜んでくれたんだ。


「ありがとう…。彪斗は普段ご飯作るの?」