断ろう。俺には、菜々子が……。
なんて思ったが、そう言えば愛人つくってやると、決めたのだった。
なら、いい機会では?
なんて思い、後ろ手にスマホを操作して録音画面を開き、再生する。
これで、今からの会話はすべて録音される。
『いいよ。2番になるだけならね。
何故かやたらと妻も、愛人が〜、とか言っててムカついてるしね。
でも 君は2番だ。決して1番にはなれない。
もし、君といた時に妻に何かあれば、100%妻を優先する。
君にとっては、それは酷な話なはずだ。
それでも、いいならば。』
付き合おう、と告げれば、
「お願いします!」
と、返された。
録音を止める。
この子には、罪悪感などというものが無いのだろうか。
それとも…。
本当に、俺のことが好きなのだろうか?
なんて思ったが、そう言えば愛人つくってやると、決めたのだった。
なら、いい機会では?
なんて思い、後ろ手にスマホを操作して録音画面を開き、再生する。
これで、今からの会話はすべて録音される。
『いいよ。2番になるだけならね。
何故かやたらと妻も、愛人が〜、とか言っててムカついてるしね。
でも 君は2番だ。決して1番にはなれない。
もし、君といた時に妻に何かあれば、100%妻を優先する。
君にとっては、それは酷な話なはずだ。
それでも、いいならば。』
付き合おう、と告げれば、
「お願いします!」
と、返された。
録音を止める。
この子には、罪悪感などというものが無いのだろうか。
それとも…。
本当に、俺のことが好きなのだろうか?