着いて、菜々子と対面する。
菜々子は、静かに眠ってる。

手を握れば、冷たく、生きているという気がしない。

医者は、俺たちを2人にしてくれた。

『なあ、菜々子。お前、何勝手に死のうとしてんの?

なんで、癌だったって、俺に言わねぇの?

なぁ。俺には、菜々子しかいねぇよ。

菜々子が浮気しろって言うからしてみたけどいつも、菜々子のことしか考えてねぇし。

なぁ、とりあえず、聞きてぇ事沢山あるから

早く起きろよ。なぁ…。』


















それから、1週間。菜々子は眠り続けた。