友達の足音が消えるまで待ってから、岩岡は私にはきいてきた。
(三神はジュースを買いにパシられてる)

「鷹羽さんってさ、三神が好きなんでしょ?」岩岡

「はい?」

「正直に答えろ。」土岐川

「そうなんでしょ?」岩岡

「えっとー…?」

「じゃなきゃあんなジロジロみてこねーよ。」土岐川

「三神には言わないからさ。」岩岡

「違います。」

「は?んなわけねーだろ?」土岐川

「正直に言って?」岩岡

「どうして言わなくちゃならないの?言うことでなにか私にメリットがあるの?
てか、違うっていったじゃん?」

「ごたごたうるせーなー!」土岐川

「言わないと三神帰ってきちゃうよ?」岩岡

「言わねぇってことは好きなんだろ?だからあんなけみてくるんだろ?」土岐川

「私がジロジロみてるとして、じゃあ、なんでそっちは私がジロジロみてるってわかるの?そんなのこっちみてなきゃわからなくない?」

「は??そんなの視線でわかるだろ!!
なんだ?時間稼ぎか?それで三神に帰ってきてほしいと?へー?」土岐川