最近、毎晩わたしのところへ現れる…あの白い物体。


闇の中、わたしをじっと見ているその女の子は、愛する男の娘と同じくらいの年頃。



だから、怖いのよ。



嫌いなのよ。


その年頃の女の子が。


愛する男の娘すらも…。


今夜もきっと、あの女の子がやって来る。


ねぇ、帰らないでよ。


娘の元になんか。


あなたがいれば、何も怖くないの…。