壊れていく。


家族の絆も、わたし自身さえも。


お母さん、どうして死んじゃったの?


わたしも死んだら、お母さんに会える?


でも、死ぬのなんて、怖いよ。


生きてるのも、怖いよ。


闇の中へ行きたい。


誰にも気付かれず声も聞こえない、闇の中へ一一。




そしてわたしは、心を閉ざす。


闇だけを、静寂だけを受け入れるために…。