そして放課後。

私は斗真を呼び出した。

斗真との2回目の会話。

それが告白…。

よし。

「私斗真のことが好きです」

思い切って思いを伝えた。

「ごめん。俺彼女いる」

そうだったんだ…。

これじゃ泣いちゃうよ。

私は涙をこらえてその場から逃げた。

私を救ってくれたのは航生。

「頑張ったな」

そう言って頭を優しく撫でてくれた。