次の日教室へ行くと目にも疑う人がいた。

斗真…。

中学の時よりも大人びていてかっこいい。

でもなんで帰ってきたんだろ。

私は思い切って声をかけた。

「斗真だよね?」

「そうだけどなに?」

反応が冷たい…。

「私だよ!由奈だよ!」

「そうなのか」

なんでこんな冷たいの?

私なんかした?それともなんかあった?

斗真はこんなんじゃなかった。

いつも明るくて、クラスのムードメーカーだった。

なのになんで…。

私は怖くてこれ以上斗真に話しかけれなかった。