学長の長いお言葉が話されているなか



   僕は、藤崎教授の熱い視線を送っていた。




    やがて入学式も終わり、その日は終わった。



    


    その日は両親が地元から遥々、入学式に参加してくれた。


   そのあとは銀座の高級料亭に連れて行ってくれた。



   両親はとてもおいしそうに食べていたが僕は、よく味はわからなかった。



   それも僕の心が藤崎教授に奪われたからなのかもしれない。





    そのあと僕は両親と銀座や赤坂、浅草、お台場、上野、などの観光名所を連れていった。



   東京の路線は様々な路線が走っているのでややこしいなっと思ったけど、慣れてきたらそうでもなくなってきた。