「じゃあ、明日から転入ね。

準備しとくわ‼いや、制服どんながいいかな~」


ニヤリ、と笑う様は、只のエロ親父だよ。


「愛心、あのさ。

勢いで好きって言ったけど、あれマジだから。


俺は、愛心が好きだ。



俺と、付き合って………っ」



ああ、マジ緊張するし。




「私も、悠くんが好き!!


お願いします‼」



君が笑った。



迷いのない本気の笑顔に、嬉しくなった。


「愛心が、笑ったーーっ、嬉しい、本当、嬉しい」



笑えないのーーって言ってた、愛心が笑ってる。



俺が、笑顔にさせたことが何より嬉しいんだ。