地べたに倒れた男達の前に、無傷な青さんがいた。


埃知らずのスーツ。


完全無敵とは、このこと。


「大丈夫?」


「なんで、なんで、こんな親父に勝てないんだ‼」

一人、悲観的になってる男は青さんを睨みつけた。


「青さんーーーっ」


愛心ちゃんが、震えた様に俺を見上げた。


そんな君の肩を引き寄せた。