「自分達だけの世界に入るな‼


愛心ちゃん、俺はずっと君が好きだった。


そんな不良みたいな奴より俺とーーー」


彼が私に手を伸ばす。


パシッーーーー

払い除けたのは悠くんでした。



「愛心は、俺のだから諦めてくんない?」


絶対に君を渡さない。


誰にも、渡さないーーー。


背中が、暖かい。


君が、側に居るから。


俺は強くなれるんだ。