乱暴に触れる君の手が、不意に離れた。



えっーーーーー?




私を庇う様に立つ背中に、涙した。



だって、一度守られた。



この背中が、私を庇ってくれたの。



「悠くんっーー」



「愛心っ!!!」



君が








私を抱き締めたーーーーー。