紐結びな上の水着は、しゅるり、と外された。


「やだぁ!!!!!!

やめて‼


………ゆうっ」


君の顔が不意に浮かんだ。


昨夜の甘い甘い日々を、思い出していた。


優しく触れる悠くん。


会いたいーーーー。



バァン!!!!!!!!



ドアが吹き飛んだ。


それと同時に、男も吹き飛んだ。



私は放心状態のまま、ドアを眺めた。