「帰りたいっ……どうしてこんなことするの?
お願い帰して‼」

私は彼に祈願した。


だけど彼は不気味に微笑んだだけ。


カツン、カツン。


床が氷の様に冷たい。

その上を彼は躊躇うことなく進む。


恐怖で震える私の前にきた彼は、目を見開き次第に赤い顔をして怒り出す‼


「それは……あいつが愛心ちゃんをーー」


目が血走った彼が私を射抜く。


気づいたらーーーー




「きゃっ!!やめてぇ!!」



押し倒されていた。