私は水着のままの格好で、床に寝そべっていた。


不安しかない。


あの人は、狂った様に笑う人。


こんな場所に、閉じ込めれ開かない扉を前に、佇む私。


ガチャッ


救いを求める筈も、無理だと気づいた。


「起きたんだ?
会いたかった。


今日水着可愛いね」


上から下まで舐めるように見られ、不安で仕方ない。