背中を向けた悠くん。


私はその隙に服を着た。

君の背中を見て思う。



いつも、この背中に守られていた。


今日も、守られていた。


私は君の背中に抱きついた。


「愛心?」

君の肩が少し上がった。


「悠くん、大好きっ」


私は彼が愛しい。

悠くんはいつも守ってくれる。


世界でたった一人の好きな人。


「一緒に寝よう」


そう甘えれば、君が振り向いた。


そしてとびきり甘いキスを与えた。