明日は必ずくる。


君を笑顔で送れる心の広い奴にはなれそうにない。


そんな器の広い奴なら、尾行しょうなんて思わないだろう。

だって俺は、君にべた惚れなんだから。



君を抱き締めて眠る夜。


君の首筋に浮かび上がる赤い痕に、目をやる。


ヤキモチ妬きやがれ、真中。


ニヤリ、と笑った。