「愛心、けど明日あいつら気を付けて」


「あいつら?」


「委員長と、副委員長。

あいつら怪しいから」


「そう??普通の人にしか、見えないけど。

強いて言えば、不良学校には珍しいタイプだよね」


普通な人。


カラフルな頭をした人が多い中、あの二人は確実に普通だった。


危害を加えるような感じもしない。