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「接近したか?」



「まあな。可愛いじゃん、橋爪 愛心。


タイプだわ。俺、絶対あの子俺のにするよ」


「相変わらず、裏表激しいなお前。

騙されてる奴等、可哀想!!」



ゲラゲラ、と笑う二人の男子は委員会室を出ていく。


彼らの顔はわからない。