今頃愛心ちゃんは、大好きな人と笑いあってるだろう。
わかってる。
彼女は、美心じゃない。
橋爪 愛心と言う一人の人間だ。
"青くんっ!!"
無邪気で可愛くて、怖がりで泣き虫でだけど……
真っ直ぐで、君が好きだった。
「いいんだよ、ゆゆちゃん。
俺の気持ち、誰にも言わないでっ」
ゆゆちゃんだけだよ、俺の気持ち知ってるの。
人差し指を唇に持っていく。
「内緒ね」
ガチャ
バタバタ入ってくる野郎達。
「愛心ちゃん、見つかったって?」
志貴と秋が、入ってくる。
「ああ、だから心配すんな。
もう帰っていいぞっ」
無理矢理追い出すように、背中を押してやる。
「あ、理事長」
ゆゆちゃんが俺を見つめた。
大丈夫、と微笑んでやる。
秋が、気づいたように見てる。
でも、何も言わない。
わかってる。
彼女は、美心じゃない。
橋爪 愛心と言う一人の人間だ。
"青くんっ!!"
無邪気で可愛くて、怖がりで泣き虫でだけど……
真っ直ぐで、君が好きだった。
「いいんだよ、ゆゆちゃん。
俺の気持ち、誰にも言わないでっ」
ゆゆちゃんだけだよ、俺の気持ち知ってるの。
人差し指を唇に持っていく。
「内緒ね」
ガチャ
バタバタ入ってくる野郎達。
「愛心ちゃん、見つかったって?」
志貴と秋が、入ってくる。
「ああ、だから心配すんな。
もう帰っていいぞっ」
無理矢理追い出すように、背中を押してやる。
「あ、理事長」
ゆゆちゃんが俺を見つめた。
大丈夫、と微笑んでやる。
秋が、気づいたように見てる。
でも、何も言わない。