「ちょっとじゃねーだろ。


探しに行けよ。

なにしてんだよ。

お前さ、わかってる?


ここ、男子校なんだぞ。

愛心ちゃん、一人にするとかなにしてんだよ。」



そうだ。


ここは、男子校なんだ。


いくら姫だって、紹介しても何もない保証はない。



俺らがいない隙を狙う可能性は、あるんだ。