「こころんっ!久しぶりだね、最近大学サボってたでしょー??」 この子は吉田 愛美、唯一の親友。 「そうだね、最近だるくてさぁ。 さすがに今日はテストがあるし行かなきゃと思って」 愛美は拗ねたようにこころんがいない大学はつまんないとぼやいていた。 ごめんと心の中で思いながら講義室に入った。 大学が終わったのは2時ごろ。 でも外を見ると朝見た天気とは違くて雨が降っていた。