ちょうど大きな針が5を指し小さい針が10を指した時だ。
「真李時間だ行くぞ。」
あぁもうそんな時間かと立ち上がりカバンを持つ。
「由梨華。ここの戸締りとそこで息絶えてるやつよろしく。」
「えぇ。任せて。」
「由梨ついでにそいつに今日の分の資料明日までだと伝えておいてくれ。」
ヒラヒラと手を振り早く行きなさいと由梨華の言葉に甘えて教室を後にする。
「王子様達がお待ちかねだぞ」
新がフッと笑い廊下を歩きだす。
王子様ね…
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