「なんで、朝からクソジジイに呼ばれんだよっ」
嫌な予感をしつつも
学園長室へと凪九と八玖の3人で向かった
「一芭、僕達のやり取り見てた。なら分かってるでしょ」
イライラしている俺になんのためらいもなく
透き通った声で話しかけてきた凪九
「うるせーよ、何で態々絡んだ」
俺が更にイラついた口調で
凪九の方を睨みつけながら
尋ねた
「僕はドールちゃん凄い気に入ったよ、凪九もそうでしょ?」
最初に問いに答えたのは、凪九ではなく八玖だった
「うん、面白そうだと思って絡んだ。僕も中々に気に入った…でも少し嫌いかもしれない」
凪九は嫌いだと言いながらもどこか期待を抱くように目を輝かせていた
俺はそんな2人の態度に更に苛立った