「本当に宇津木さんは興味深い、…面識があるようで良かった。話が早い、明日から彼らの教育を頼むよ。STEP UPclassへ、ようこそ宇津木 七海さん」




学園長が笑顔で私の手を取って




握手をすると横から




「Angel、明日からよろしく頼むよ」




腕を組んで偉そうに高笑いをし





八玖も握手を求めてきた





「(この人は八玖くんなんだよね)よろしく…八玖くん」



学園長の手を離すと




八玖と握手を交わした




「七海、僕のことを変えて、信じてみる」





凪九が八玖とは違う





歓迎するような雰囲気ではない





私を警戒した言い方で





握手を求めてきた