呆れてため息を吐いていると、




また後ろから声をかけられた




「君は初日から変なのに捕まっちゃったね、宇津木 七海。」




今度は男としては声が高い、透き通った声だった




「貴方はどなたですか?」




相手しても面倒臭いだけ、





今までなら関わろうなんて考えなかった、





だけど私は人との交流に経験不足だと思う





だから面倒でも人と関わる事にした。