その男は腰を下げて私と目線合わせてきた



「ドールちゃんて、かなりの実力派て聞いたよ。僕にも君の声聞かせて」



(誰が人形だ…、それよりも何故私を?)




私が黙り込んでいるとクスッと微笑み





私の頬を撫でて、触れるだけのキスをされた





「それは、どこかの国の挨拶でしょうか」




キスされてしまうと周りの女生徒が黄色いを声を上げる