その頃聖斗は....

聖斗:流石美南だな....直ぐに俺の様子が分かるなんて...でも..これだけは美南には話せない。だってっ.....



聖斗が休み時間一人で廊下を歩いていると同じクラスの一人の男子に声を掛けられた。

聖斗:ん?昴?なんだ?

昴(すばる)高校に入って直ぐに友達になった人。

昴:話があるんだ。
聖斗:何だ?
昴:急だが、これ以上美南ちゃんと一緒に居ないでくれないか?
聖斗:は?んなの出来るわけが無いだろ?何言ってんだ?美南と話したいなら話せば良いだろ?
昴:そうだが..聖斗がいつも側にいるから俺、全然美南ちゃんと話が出来ないんだよね?
聖斗:は?
昴:な?良いだろ?