美南は学校に行く用意を済まし家を出て聖斗の家に向かった。
聖斗の家に着きインターホンを鳴らすといつものように慌てて聖斗がドアを開け、待ってて!と言いバタバタしていた。

聖斗:お待たせ!じゃぁ行こう!
美南:はい。聖斗君、また寝坊ですか?
聖斗:まぁ、な?すまん次こそはバタバタしないようにするから〜!
美南:それいつも聞いてますよ?もう高校生なんですからね?
聖斗:はーい。

二人で会話をしながら学校に登校し、着く。
学校の中に入り玄関で靴を履き替え教室に入る。
美南と聖斗は席が隣同士。直ぐに話すことが出来る。
どんどんクラスの人達が教室に入って来、チャイムが鳴り担任の先生が教室に入って来てHR(ホームルーム)が始まる。
号令がかかり、皆んなは起立、礼、挨拶をし着席する。
担任の先生からの連絡が終わりいよいよ高校初の授業が始まる。

教科担当の先生が教室に入って来てまた号令をし、終わると先生は自分の名前を言い、自己紹介を始めた。
美南達は新入生なので直ぐに授業ではなくまずは自己紹介から始まった。それは他の授業でも行なった。