そこに立っていたのは走ってきたのか息をきらしている聖斗だった。

美南:聖斗君っ....!
昴:ちっ....
聖斗:昴、お前...何してんだよっ!!

聖斗は怒りに満ちた声で言い、昴の胸倉を掴み、起こし美南から離れさせる。

昴:何でここにいるんだよ!
聖斗:嫌な予感がして堪らなかったからだ。
昴:約束、破ったな?

昴の表情が一気に変わり恐ろしい程の怖い表情になりポケットからカッターを取り出し、カッターの針を出し、キチガイのように振り回し暴れ始める。

美南:!?昴君!?
聖斗:危ないっ!

聖斗は美南を守るように教室から出、美南の手を掴み、ひっぱり学校の外に向かう。
昴は二人を追ってくる。

聖斗:...!..(約束を破ると美南の命は無い…そう言っていたということはもしかして美南を狙っているのか?)

美南と聖斗は急いで靴を履き替え、学校の外に出ることができ、聖斗は近くにある交番に入り、昴がカッターを振り回して追ってくることを言い、警察の皆んなは直ぐに外に出て昴を捕まえ、現行犯として逮捕した。