日が経っていきこの日、二人は朝早く学校に着き、まだ教室に誰もいない。美南は我慢が出来なくなったのかまた聖斗に言ってくる。

美南：聖斗君...言えないのは分かってる。でも..放っておけない。心配だから....私が何でも受け止めるから、一人で..抱え込まないで？
聖斗：美南.....

美南に優しい言葉を掛けられ、口が開きそうだったが堪え、聖斗は何も言えなかった。
ここで言うと聖斗自信は一人で抱え込むことが無くなり気持ちが楽になると思うが、もし言ってしまうと美南の命は無い。
そう思うと余計に言えず、美南に心配される程聖斗はどんどん苦しくなっていた。

聖斗：すまん....今は..一人にさせてくれ。
美南：聖斗君....
聖斗：すまん.....

美南は心配しながら言われた通り教室を出て今、教室の中には聖斗一人。になっていた。