「ご、ごめんね、変なこと聞いて。」



すると、涼君は


「気にしないで!別にもういいから。」



 そして、離婚のことを話してくれた。



「僕は今、母さんと過ごしてるんだけど、

  昔は本当に仲が良くてね。」



その時の涼君の顔はすっごく笑ってた。



「でも、父さんはさ会社の社長で  

  海外へ転勤することになったんだ。」



「3人で暮らしたかったけど。。。。」



急に涼君はシュンとしてしまった。


「僕と母さんは残りなさいって父さんが言って、  

    もっと遠くの学校へ行きなさいって。」