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湊「上から聞こえる」






海「あぁ行こう…」







次第に大きくなる淫らな声に耳を塞ぎたくなった







でもここで塞いだら瑠那の頑張りはどうなる?







俺は救うために先を急いだ







一段と大きく聞こえる扉があったそれを湊というやつは蹴破った






バァン






瑠那の姿は想像よりも酷かった何よりあいつの瞳に光がなかった







俺たちはすぐに殴りかかって瑠那を助けた





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鬼塚を殴った2人の拳に鍵が握られていた







湊「遅くなってごめん…」







海「連たちのせいで…わりぃ」








「大丈夫、助けに来てくれたから」







そういう私の声は酷く澄んでいた







湊(また昔に戻っちまった…)







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