放課後

藍「え?今…なんて?」
彼が居ない時、唐突に蓮から告白をされた。

蓮「な、名前似てるし、それにずっと隣に居たい!これはダメなんだって分かってる。分かってるけど嫌なんだ。」

藍「そ、そう言われても…」

蓮「お願いだ!」
ガラッ

奏汰「話、ぜーんぶ聞いちゃった。
蘭ちゃんは俺の物なのに、お前が告白していいわけがない。ほら、今なら殴らないから、はやく帰りなよ、蓮。」

蓮「ひ、ひいいい!」
バタバタ

奏汰「ちょっと…僕の家においで?」

藍「な、なんで?」

奏汰「いいから。てか、録音しちゃったんだよね。僕の側にずっと居て逃げないならばらさないよ。」

藍「ば、ばらさないで
も、もしバラしたら私奏汰と別れるから!」
私はこう言う。もちろんバラされない為に。

奏汰「それはばらさない方がいいね。でも…逃げるとどうなるか分かるよね?」

藍「…分かった。」