「…い…お…い………おーい」 うっすらな記憶のなか 蒼馬が見えた。 「おーい!波斗!!」 「ん…」 「おう。やっと目醒めたかあ」 目のまえに蒼馬がいる。 あたしもしかして あのあとまた寝ちゃった?? 「おーはよ」 蒼馬があたしにキスした。 「ん…はよ、」 あたしって幸せ者。 好きなひとに好きになってもらって毎日逢えるしキスだってできてる。 でもそれは、最初だけなのかな