「おっはよー蒼馬!…あれ?」

げた箱に着いて蒼馬にあいさつしてきた蒼馬の友達は

あたしと蒼馬の繋いでいる手を見た。

「なにお前らつき合うことになったの??」
蒼馬の友達のきょとんとした顔。
「まーな!」
「やったぢゃん蒼馬!!おふたり仲良くさーん」


よーく蒼馬の友達の顔をみたら…
ん?見慣れた顔。

「あれ?波留ぢゃん」
「今頃かよ波斗」

「ふは…お前ら友達かよ」
と蒼馬。
「ぢゃあ俺先教室行ってる。ぢゃあな!蒼馬と波斗!!」

「おう。またあとで!」
あたしたちは波留に手を振った。