side美嶺



ん?どこ?ここは?



「眩しい…朝かな?」



足元が重たい…なにか乗ってる?



「楓!?どうして?私と別れたんじゃないの?」



ぐっすり寝てて聞こえてないみたい。



「ん?美嶺…美嶺!?起きたのか!?」



「先生呼ぶから待ってろ!」



ごめんね、騒がせちゃって…



『特に異常はないので、明日には退院できますよ。』



「良かった…ごめんな、勘違いさせて」



「ううん、私も勝手に勘違いしてごめんね」



「また付き合ってくれるか?」



「もちろんだよ!お願いします」