――ギギー



『こんにちわ~!』



「皆こんにちわ~!」



「……」



え?楓挨拶しないの?



「海風くん、楓挨拶しないの?」



『『総長を呼び捨てに!?』』



「え?ダメなの?」



「ハハッ、小鳥遊さん楓を呼び捨てする人なんて俺と小鳥遊さんぐらいだからね」



「なんでなの?」



「それは、総長だからね」



そーなんだ!でも楓は楓だから!




「さぁー楓に置いてかれるよ、美嶺ちゃん!」



美嶺ちゃん?やっぱり海風くんはチャラい



――ガチャ



うわ~ここなに?ソファーとかある



「どうぞ、ここに座ってお姫さま」



「お姫さまってなに?」



「え?お姫さまはね~総長の彼女になった人が姫になるんだよ!」



ん?ということは私が楓の彼女ってこと?えーー!!



「海風くん?あのね、私楓と付き合ってない」



「え?付き合ってないの!?嘘だ~!」



「いやいや、ほんとだから」



「へ~…だってさ胡桃」



「嘘~可愛い子きたと思ったのに!」



入ってきたのは凄く美人な人だった



綺麗すぎ~!!!!



「こんにちわ、私は柊木胡桃(ヒイラギクルミ)です★」



星が最後についちゃってるよ…苦笑



「本当に彼女じゃないの?可愛いね!」



「は、はい。私は彼女じゃないです。それより、胡桃さんは楓が好きなんですか?」



「違うわよ~私は蒼太の彼女なんだから」



え?海風くんの?あのチャラ男の?



「あのね~美嶺ちゃん?全部言葉にしちゃってるからね?」



「あぁ、すいません。」