3話 、ファッションショー
この前、レンに飯奢って貰ったから
奢ってもらいっぱなしじゃ気持ち悪いから
なんか返す方法を考えた。
てかアイツ、髪切ったらかわいくなんじゃねえのか?
俺のダチに美容師が一人いる。
地元で中々の人気店。
昔からの腐れ縁でただで髪を切って貰っている。そのかわりうちで、飯を食わせたりしてるからおあいこ。
そいつはヒロト。
電話をかけた。
俺「おい、ヒロト。ちょっと頼みがあんだけど」
ヒロト「やだよ、お前の頼みなんて聞きたくねえよ(笑)忙しいんだからよ」
俺「そんなこと言うなよ、金払うからよ」
ヒロト「あ?どうした!お前が金払うなんて言ったの初めてじゃねえか(笑)」
「何の用だ?」
俺「ふざけんな(笑)」
俺は大事な部分を端折りながら、レンの髪を切ってくれないかと頼んだ。
ヒロト「お前、援交じゃねえか!(笑)」
言われるのは覚悟してたけど、流石にこたえるなこれ。
俺「金なんか発生してねえよ、しかもやってねえし」
俺「俺からしたら親父レベルだぜ(笑)」
ヒロト「お前が少女趣味とは知らなかった。少女趣味のお前がそこまで言うなら仕方ねえな、いつがいい?」
俺「いっぺん死んでこい(笑)」
意外にヒロトも乗り気だったので、また時間確認して連絡すると電話を切った。
レンにはカットモデルしてみねえかと、ただで髪を切れる話をした。
案の定、私なんかがモデルなんてできないと断ってきたが、練習だからといったら納得した(笑)
おこちゃまは簡単だ。
そして当日、ヒロトの店にレンを連れてった。
ヒロトの奥さん、マリもいる。
マリはヒロトの美容室の近くで服屋を営業してる。
夫婦揃って実業家。
金持ちは羨ましいね、ホントに。
ヒロトがまじまじとレンをみて、
ヒロト「マリ!後で化粧頼めるか?後、服も!」
マリもレンの顔と体をまじまじとみて
マリ「ちょっとこれくらいの体なら」
ボソボソと喋りながら美容室を出ていった。
なにこの状況?
ヒロト「緊張せずに、リラックス」
「練習だけど、かわいくカットするから安心して!」
ヒロトはイケメンだ。オヤジといえどこいつはイケメンで未だにモテる。
出会い系やってる俺とはレベルが違う。
マリも超美人。
しかもナイスバデー。あー神よ、なぜ私は!
ヒロト「どんな髪型がいい?」
レン「あの、その、わからないので、あの、その、あの、その」
レンと初めてあった時もコミュ症全開だったけど、さらにひどい気がする(笑)
俺「お任せでいいか?心配すんな、そいつ俺の不細工な顔でもかっこよく見せる腕はあるから」
ヒロト「そうだな、ユウキくらい不細工だと大変なんだよ」
俺「ちょっとは気を使えよ、俺のことを不細工と言っていいのは俺だけだ!」
ここでやっとレンが笑った。
ヒロト「じゃあお任せでいい?」
レンは頷いて、ヒロトが髪を切り始めた。
レンの長い髪をバッサバッサと切り始める。
おいおいおいおい!
お任せとはいえど、髪は女の命じゃねえのか?
そんなに切って大丈夫なのか?
レンの髪は腰より長かった。
それがものの五分で、肩まで切られた。
レンは目をつぶっている。
もう、どうにでもなれと
頼んだ俺が諦めた。
それから1時間。
まじかよ、
ヒロト「まだ目を開けないでくれ。完成じゃない」
可愛い。というより、美人。
レンてまじで美人だったんだな。
ヒロトがこっちをみて、にやっと笑った。
レンはまだ目を閉じている。
マリが帰ってきた。
服を抱えて。
マリ「ワァーオ、いいじゃんこの子!」
「さぁ、おいで!」
マリはレンの手を引っ張って店の奥へ消えていった。
それから更に1時間。
腹減った、チャーハンくいてー!
餃子がくいてー!
レン「おまたせしました」
びっくりした。さっき、髪を切った時もびっくりしたがそれどころじゃない。
レンは美少女だ。
ショートパンツにセンスのいいTシャツ。
そしてちょっと大人のジャケット。
マリはセンス抜群だ。
しかもヒールじゃなくてスニーカーというあくまで16才というのを理解して
背伸びさせすぎず、大人しすぎず。
そして化粧もナチュラルだが、リップやまつげをつけ
すぐ芸能界でも行けるくらいの美人に
俺は口が開いたまま、アゴが外れた。
それを見たレンは笑いすぎて死にかけてた。
俺はアゴを戻すのに一生懸命だった。
レンがあまりにもかわいくて、しかも出るとこ出てる。
初めてあった頃より少しだけ太って、
今はちょっと痩せすぎくらいだが
病的ではない
やばい恋に落ちそうになった。
子供を可愛いと思った俺は確実にやばい
レン「服と髪の毛のお金は」
マリ「いいわ、今日はいいもの見せてもらったからあげる!」
「今度あんたうちのモデルやってくんない?」
レン「えっ?でもこんな高いもの!」
マリ「いいわよ、モデルよろしくね」
レンはまんまと乗せられてモデルを引き受けざるえなかった(笑)
服の代金分。
まぁ自分で鏡をみて驚いてたから、ちょっとその気になったんだろうな。
帰りは中華行くわけにもいかず、
俺「イタ飯いくか?金ないけど(笑)」
レン「ユウキさん、私が何か作ります!うちに来ますか?」
俺「アホか!一人暮らしの女の家なんかいけるか」
レンは寂しそうにうつむいた
俺「わかった、うちの店こいよ。俺がなんか作るから」
レン「じゃあ一緒に作りましょう!」
あまりに笑顔で言うもんだからオッケーって言ってしまった。
俺は実家の店の二階で一人暮らし。
これって連れ込んでねえか?
少女連れ込み殺人事件。
まぁ店だしいっか
こんな可愛いかっこしてうちの食堂って
金持ってねえ俺はなんてかっこわりぃんだ。
ちょっと凹んだよね
もう夜の風は生暖かく、もう夏がすぐそばまで。
夏が近づくにつれて俺の頭痛はひどくなってる気がする
この前、レンに飯奢って貰ったから
奢ってもらいっぱなしじゃ気持ち悪いから
なんか返す方法を考えた。
てかアイツ、髪切ったらかわいくなんじゃねえのか?
俺のダチに美容師が一人いる。
地元で中々の人気店。
昔からの腐れ縁でただで髪を切って貰っている。そのかわりうちで、飯を食わせたりしてるからおあいこ。
そいつはヒロト。
電話をかけた。
俺「おい、ヒロト。ちょっと頼みがあんだけど」
ヒロト「やだよ、お前の頼みなんて聞きたくねえよ(笑)忙しいんだからよ」
俺「そんなこと言うなよ、金払うからよ」
ヒロト「あ?どうした!お前が金払うなんて言ったの初めてじゃねえか(笑)」
「何の用だ?」
俺「ふざけんな(笑)」
俺は大事な部分を端折りながら、レンの髪を切ってくれないかと頼んだ。
ヒロト「お前、援交じゃねえか!(笑)」
言われるのは覚悟してたけど、流石にこたえるなこれ。
俺「金なんか発生してねえよ、しかもやってねえし」
俺「俺からしたら親父レベルだぜ(笑)」
ヒロト「お前が少女趣味とは知らなかった。少女趣味のお前がそこまで言うなら仕方ねえな、いつがいい?」
俺「いっぺん死んでこい(笑)」
意外にヒロトも乗り気だったので、また時間確認して連絡すると電話を切った。
レンにはカットモデルしてみねえかと、ただで髪を切れる話をした。
案の定、私なんかがモデルなんてできないと断ってきたが、練習だからといったら納得した(笑)
おこちゃまは簡単だ。
そして当日、ヒロトの店にレンを連れてった。
ヒロトの奥さん、マリもいる。
マリはヒロトの美容室の近くで服屋を営業してる。
夫婦揃って実業家。
金持ちは羨ましいね、ホントに。
ヒロトがまじまじとレンをみて、
ヒロト「マリ!後で化粧頼めるか?後、服も!」
マリもレンの顔と体をまじまじとみて
マリ「ちょっとこれくらいの体なら」
ボソボソと喋りながら美容室を出ていった。
なにこの状況?
ヒロト「緊張せずに、リラックス」
「練習だけど、かわいくカットするから安心して!」
ヒロトはイケメンだ。オヤジといえどこいつはイケメンで未だにモテる。
出会い系やってる俺とはレベルが違う。
マリも超美人。
しかもナイスバデー。あー神よ、なぜ私は!
ヒロト「どんな髪型がいい?」
レン「あの、その、わからないので、あの、その、あの、その」
レンと初めてあった時もコミュ症全開だったけど、さらにひどい気がする(笑)
俺「お任せでいいか?心配すんな、そいつ俺の不細工な顔でもかっこよく見せる腕はあるから」
ヒロト「そうだな、ユウキくらい不細工だと大変なんだよ」
俺「ちょっとは気を使えよ、俺のことを不細工と言っていいのは俺だけだ!」
ここでやっとレンが笑った。
ヒロト「じゃあお任せでいい?」
レンは頷いて、ヒロトが髪を切り始めた。
レンの長い髪をバッサバッサと切り始める。
おいおいおいおい!
お任せとはいえど、髪は女の命じゃねえのか?
そんなに切って大丈夫なのか?
レンの髪は腰より長かった。
それがものの五分で、肩まで切られた。
レンは目をつぶっている。
もう、どうにでもなれと
頼んだ俺が諦めた。
それから1時間。
まじかよ、
ヒロト「まだ目を開けないでくれ。完成じゃない」
可愛い。というより、美人。
レンてまじで美人だったんだな。
ヒロトがこっちをみて、にやっと笑った。
レンはまだ目を閉じている。
マリが帰ってきた。
服を抱えて。
マリ「ワァーオ、いいじゃんこの子!」
「さぁ、おいで!」
マリはレンの手を引っ張って店の奥へ消えていった。
それから更に1時間。
腹減った、チャーハンくいてー!
餃子がくいてー!
レン「おまたせしました」
びっくりした。さっき、髪を切った時もびっくりしたがそれどころじゃない。
レンは美少女だ。
ショートパンツにセンスのいいTシャツ。
そしてちょっと大人のジャケット。
マリはセンス抜群だ。
しかもヒールじゃなくてスニーカーというあくまで16才というのを理解して
背伸びさせすぎず、大人しすぎず。
そして化粧もナチュラルだが、リップやまつげをつけ
すぐ芸能界でも行けるくらいの美人に
俺は口が開いたまま、アゴが外れた。
それを見たレンは笑いすぎて死にかけてた。
俺はアゴを戻すのに一生懸命だった。
レンがあまりにもかわいくて、しかも出るとこ出てる。
初めてあった頃より少しだけ太って、
今はちょっと痩せすぎくらいだが
病的ではない
やばい恋に落ちそうになった。
子供を可愛いと思った俺は確実にやばい
レン「服と髪の毛のお金は」
マリ「いいわ、今日はいいもの見せてもらったからあげる!」
「今度あんたうちのモデルやってくんない?」
レン「えっ?でもこんな高いもの!」
マリ「いいわよ、モデルよろしくね」
レンはまんまと乗せられてモデルを引き受けざるえなかった(笑)
服の代金分。
まぁ自分で鏡をみて驚いてたから、ちょっとその気になったんだろうな。
帰りは中華行くわけにもいかず、
俺「イタ飯いくか?金ないけど(笑)」
レン「ユウキさん、私が何か作ります!うちに来ますか?」
俺「アホか!一人暮らしの女の家なんかいけるか」
レンは寂しそうにうつむいた
俺「わかった、うちの店こいよ。俺がなんか作るから」
レン「じゃあ一緒に作りましょう!」
あまりに笑顔で言うもんだからオッケーって言ってしまった。
俺は実家の店の二階で一人暮らし。
これって連れ込んでねえか?
少女連れ込み殺人事件。
まぁ店だしいっか
こんな可愛いかっこしてうちの食堂って
金持ってねえ俺はなんてかっこわりぃんだ。
ちょっと凹んだよね
もう夜の風は生暖かく、もう夏がすぐそばまで。
夏が近づくにつれて俺の頭痛はひどくなってる気がする