つまんなくはないけど楽しくもなくて

茉央が作戦変更して今からホテルに
戻って2人っきりになろうと言い出した

つまり…そう。

夜から理タと2人っきりになるはずが
早まったのだ

「由依、荷物理タの部屋持ってっちゃいな」

「わ、わかった」

「なに、緊張してんの?笑」

「だって、理タと2人っきりとか…家以外で初めてだよ〜」

「な〜に言ってんの。あんた理タの前で散々着替えてきたんでしょ?」

はい、そうですとも。

でもあれは付き合ってなかったし…。

今はあの時と状況が違うわけですし…。

「ほら、由依荷物持ってとっとと行きなさいよ〜。健人が来るんだから」

「なんだかんだ茉央って健人とラブラブだよね笑」

「俺は茉央の事だいすきだもーん」

「健人?!入って来るならチャイム鳴らしてよ〜」

「ごめんごめん、あっ由依、理タ部屋にいるからね」

「あ、ありがと、茉央行ってくる」

「健闘を祈る」

こうして理タの部屋へと向かった