「よーし!今日は2ー1するよー!」
2ー1…?気づけば基礎打ちも出来るようになっていて、ちょくちょく試合練習にも混ぜさせてもらっている。
「じゃあ番号振るよー。1」
「2」
「3」
・・・
「2」
「じゃあはいってー!」
バド部生がてんでばらばらに散っていく。
ここのコートは美海先輩と美結&絢音ペアと里奈先輩&里羽先輩ペア。2ー1とは、2対1で戦うやつらしい。
「せんぱーい!シングルコートですか?」
「そうだね、シングルコートでいこ!」
「はーい!」
サーブを打つ。出来るだけ高く上げる。クリア、スマッシュ、レシーブ、ドライブ、あ!高く上がった!プッシュを打ち込まれる。流石にプッシュは誰も取れない。
「茉夏ちゃん、えっとねードライブちょっと練習した方がいいかもしれない。ちょっと高く上がりよるな。ラケット面を並行にね。」
「はーい!」
ワンミス交代。
「茉夏ちゃんのラケット、すごいいい音するね!凛としたスッキリした音が響いてる」
ん、どっちだ…。目をよく見る。里奈先輩だ。
「ありがとうございます、里奈先輩。」
「よし、正解!流石茉夏ちゃん、人間観察者やね」
「えー私そんなに人間観察してますか?」
「してる」
「しよるしよるー」
美結が打ちつつつっこんでくる。
「そうだ、ちょっと茉夏ちゃんシングルコートの確認していい?」
「あ、はい。えっと、縦の二本線のうち、内側で、横は1番奥のラインですよね?」
「そそ!じゃあ大丈夫ねー」
「茉夏ちゃーん交代ー」
「はーい!」
体力が持たなくてきついことより、打てる楽しさが、私の心の中では勝っていた。
2ー1…?気づけば基礎打ちも出来るようになっていて、ちょくちょく試合練習にも混ぜさせてもらっている。
「じゃあ番号振るよー。1」
「2」
「3」
・・・
「2」
「じゃあはいってー!」
バド部生がてんでばらばらに散っていく。
ここのコートは美海先輩と美結&絢音ペアと里奈先輩&里羽先輩ペア。2ー1とは、2対1で戦うやつらしい。
「せんぱーい!シングルコートですか?」
「そうだね、シングルコートでいこ!」
「はーい!」
サーブを打つ。出来るだけ高く上げる。クリア、スマッシュ、レシーブ、ドライブ、あ!高く上がった!プッシュを打ち込まれる。流石にプッシュは誰も取れない。
「茉夏ちゃん、えっとねードライブちょっと練習した方がいいかもしれない。ちょっと高く上がりよるな。ラケット面を並行にね。」
「はーい!」
ワンミス交代。
「茉夏ちゃんのラケット、すごいいい音するね!凛としたスッキリした音が響いてる」
ん、どっちだ…。目をよく見る。里奈先輩だ。
「ありがとうございます、里奈先輩。」
「よし、正解!流石茉夏ちゃん、人間観察者やね」
「えー私そんなに人間観察してますか?」
「してる」
「しよるしよるー」
美結が打ちつつつっこんでくる。
「そうだ、ちょっと茉夏ちゃんシングルコートの確認していい?」
「あ、はい。えっと、縦の二本線のうち、内側で、横は1番奥のラインですよね?」
「そそ!じゃあ大丈夫ねー」
「茉夏ちゃーん交代ー」
「はーい!」
体力が持たなくてきついことより、打てる楽しさが、私の心の中では勝っていた。