キーンコーンカーンコーン。



やっと授業がおわった、、。





そして昼休み。







「鈴原さん??」

「ちょっといいかしら?」






またいつものかな。


だるいなー。



「ちょっと!?聞いてるのかしら!?」




「あ、はい。」


「すみません。今行きます。」



みたところ3年生かな??

まーいいや。ついていこう。







着いたのは屋上。






そこには5、6人の女が立っていた。



「ご用件はなんでしょうか??」


私は単刀直入に言った。







「あなた男からチヤホヤされてるからって
調子に乗らないでよね!!」

「何も気にしてませんってその表情に嫌気
がさすのよ!!!!」

「高嶺の花ってチヤホヤされてさぞかしい
い気分でしょうね!!?」





ほーらね。いつも通り。勢いよく浴びせられる罵声。チヤホヤなんかされてない。
チヤホヤされるような事もした覚えない。




なのにいつもこうやって見ず知らずの人に
罵られる。まぁ慣れたけど。





「はぁー、、、。」






「なによ!!なんか言いなさいよ!!」




「あの、私あなたたちになにかしました?」




「そ、それはっ、、!!」




「してないですよね??」




「う、うるさい、!!!」




どこかの財閥令嬢ともあろう先輩方がなんでこんな私に構うのかよく分からない。


でも1つ言えることは私は何もしていない。

ただそれだけ。




私は続けてこう言った。



「あの、
何が気にくわなくてこんな事するんです?
私はあなたたちに何かしましたか???
したなら謝りますけど?」



こう言うと大概は全員黙る。




「、、、、っつ、、、、。」


「な、なんなのよ!!」


「すましてんじゃないわよ!!」



そういって先輩方の1人が手を振り上げた

あ、叩かれるんだ。そう思った私。
意外にも冷静でいれた。そして痛みに備えて
目をつぶる。



「、、、、、え?」



痛みが、、こない。私は目を開けた。


そこにはある人が立っていたーーー。