「知らないんだ!!
じゃあ自己紹介しなくちゃね!!」



と赤髪くん。


まぁそおだよね。私名乗ったし。




「そうですね。お願いします。」







「じゃあ俺からね!!
一ノ瀬 陸斗!!(いちのせ りくと)
蒼龍の幹部だよ〜!好きなものはお菓子!」



なるほど、赤髪くんが陸斗ね。うんうん。





「じゃー次俺ー。
白石 朔。(しらいし さく)
俺も蒼龍の幹部ー。よろー。」




金髪くんが朔ね。






「、、、、、新田 麗央。(あらた れお)」




さっきから喋ってない青髪くんが麗央ね。







「俺だね〜。
如月 要!蒼龍の副総長してるよ〜。
よろしくね!璃亜ちゃん!!」




シルバーくんが要か。チャラい。





「黒崎拓磨。蒼龍の総長。」




唯一知ってた人。んーていうより、




「ソウリュウ、、って??」





「え!?」って陸斗。



だってほんとに知らないんだもん。


拓磨が暴走族入ってるんだっけ??

その名前かな??



「暴走族だよ!!」


と要。



「ふーん。」



やっぱりその名前だったんだ。納得。




「え、それだけ?」って朔。




「他に何があるの??」





「俺ら全国No.1なんだよ。」


って拓磨。




「へー。」


そーなんだ。全国No.1ってすごいの?
まだ高校1年生なのにね。全員同級生なのに。
まぁ関係ないけど。




「自己紹介ありがとう。
じゃあ、私はこれで。」



もー休み時間終わっちゃうし早くしなきゃ。




「なぁ。」



と、拓磨が一言。




「まだなにか?」


授業始まるんですけど。




「お前このままサボってけよ」





「は?」


いや、何言ってんのこの人。
確かに授業はつまらない。


聞いてたって面白くないし、

授業を聞く必要ってあるのかなって思う。



まぁ、必要だからやってるんだろーけど。


でもサボりはダメでしょ。



「嫌です。」




「なんで!?一緒にお菓子食べようよ!!」
って陸斗。手には袋いっぱいのお菓子達。



「お菓子、、、、。」



甘いのあるかな。私は大の甘党。
つられない訳がなかった、、。


「、、、食べる。」




「よし、決定だな!!」


そう、拓磨が笑った。