夕方になると、和希さん達は帰ってくる。

みんな仕事は違うのに、こうして夜集まるのを、明利さんはいつも嬉しそうにみている。

和希「勇香。ちょっといいか。明利。ちょっと出てくるわ。」

勇香「はい。」

明利「気をつけてね。まあ、和希がいるけど、。」

和希「ん。」

カランコロン。
私は和希さんの後を追ってそとに出た。
和希さんがヘルメットを投げてくれる。

和希「怪我したく無かったら掴まってろ。」

勇香「はい。/////」

掴まると、和希さんの優しい香りがした。