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──ガラガラッ...


さっきまで騒がしかった教室が
嘘のように静かになった

きっと先生だろう……と
思って目をこすった


ん…─？
斉藤先生こと蛙先生と…
漫画から飛び出してきた
ような美少女…──。



「ここのクラスの担任です
　斉藤たまです。よろしくね

　今日は転入生がいます
　…金城さん、自己紹介して」


「…─金城優理ですっ
　大阪からきました
　よろしくお願いします…！」




ざっとあたりを見渡すと
大多数の男子の鼻の下が伸びていた


正直、すっごくかわいい…──
細くて長い手足に白い肌
大きな瞳に長い黒髪

まさに…完璧だ──



その完璧な金城優理ちゃんは
通路を挟んで私の横に座った






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