「じゃあ、好きだよ。雪の事が」
雪「///僕も、有栖の事が好き」
と言って、私達はおでことおでこを合わせて笑った。
あれから3週間が経った。
あの後、私達は組長に付き合うことと、護衛を続けたいとお願いした。
すると、さも当たり前のように了承してくれた組長。
その時は、嬉しくて堪らなかった。
あれから3週間の間で、私達は今日柴木に攻める事を決めていた。
行くのは組員、最強5人、私。
雪達黒薔薇には、組の方で待機してて貰う。
そして、
時刻は決行の午前3時となり、一斉に柴木に乗り込む。
柴木「何だ!?」
柴木「組長に報告しろ!!」
柴木「そうだ!」
私達の攻撃は、全部伝えて居なかった。
とまぁ、私と最強5人は組長相手にして、組員は組員同士でという感じ。
だから、気配を消して組長に報告に行った組員に着いていく。
そして、金のプレートで「組長室」と書かれた所まで来た。
そこで後呂から組員を気絶させ、
バンっ
とドアを蹴破り、組長と対面する。
組長「あ?神塚か」
は?
何その態度。
と思いつつも、別に戯れ言も言い訳も聞く気が無いので、速攻で倒した。
組長「降参だ。組は解散」
と言い、気絶した組長。
「………」
何ともあっさりした結果に、私は何も言えないで居た。
そして、知らぬ内に組に帰って居た。
雪「有栖!」
と、駆け寄ってきた雪に心がときめいて、私はやっと目を覚ました感じだった。
雪side
午前3時30分頃。
雅、心咲、楓が眠りに着いた。
けれど、僕は心配で眠れて居ない。
決して信じていない訳では無いが、やはり、心配何だ。
と、
玄関辺りが騒がしいので、見に行ってみる。
すると、有栖達が帰ってきていた。
「有栖!」
急いで有栖の元へ向かう。
「有栖、大丈夫?」
有栖「うん。案外呆気なくて、そこが怪しいと言うか」
「そっか。有栖が強いだけなんじゃ無い?」
有栖「フフっ、それって誉め言葉?」
!
//////。
反則だ。
可愛すぎる笑顔。
サラサラと風に吹かれ流れる長い銀の髪。
そして、安心する匂い。
「有栖」
有栖「ん?」
「お帰り」
有栖「うん、ただいま」
と言い、おでことおでこを合わせて笑った。
END